絵本美術館に見た経営のヒント

先日熊本の菊池渓谷、南阿蘇に行った際、葉祥明阿蘇高原絵本美術館に立ち寄ってきました。
熊本出身の絵本作家・画家・詩人である葉 祥明(ようしょうめい)氏の作品が展示されています。
私はこの作者について何の予備知識も無いまま訪れたのですが、展示されている絵本の原画を見てすぐに作品世界に没入してしまいました。
余計なものを極力排したシンプルな構図のなかに、静寂で暖かい世界観が神秘的に表現されています。共通のコンセプトは幸せで心穏やかな人生でしょうか。
この美術館の特徴は、絵本の世界をそのまま体感できる庭園が、展示室のドアを開けたすぐ向こう側に広がっていることです。
広大な敷地には阿蘇の大自然を借景とした作者こだわりの設計が感じられます。実はこの庭園を含めた美術館自体が一冊の絵本となっていることに気が付きます。
作者の一貫したコンセプトが伝わってくるとき、受け取る側にも強い共感や安心感が生まれることが良く分かりました。
企業経営において、ぶれない「軸=理念」が非常に大切と言われるのもここにヒントがあるような気がしました。
共感によってファンを作り、購買につなげ、更にコンセプトを維持・強化していくサイクルは1つの法則といえそうです。

コメントを残す