”stay hungry, stay foolish”

今日新聞を見るとAppleの新製品発表記事が紙面を踊っていました。
もうプロダクトラインから消えたと思っていたMacBookAirやMac miniが数年ぶりにアップデートされており少々驚きました。アップデートの中身はディスプレイの高精細化、指紋認証によるロック解除、ストレージのSSD化等、低価格ラインにもここ最近の技術を搭載して、製品ライフサイクルの延命を図りつつユーザーの裾野を広げる戦略のようです。

iPadProもiPhoneの流れを取り入れ、顔認証によるロック解除機能や更に高品位表示が可能なディスプレイ、CPU(中央演算装置)やGPU(画像処理装置)の高速化、Pencil型入力デバイス(ApplePencil)の機能強化等が図られていました。
グラフィック性能に至っては2010年に発売された初代iPadの1000倍!にもなるそうで、技術進化の凄まじさを感じます。

こうして毎年のように製品群のアップデートを続け、業界での優位を維持し続けられるのは、ティム・クックCEOの優れた経営センスや、有能なエンジニア達のたゆまぬ研究開発努力の賜だと思います。
しかし、ここ数年Appleからぱったりとイノベーティブな製品が出てこなくなった感もあります。

2011年10月にスティーブ・ジョブズが他界した後もAppleは成長を続け、現在ではGAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)とも称されるIT業界の巨人になりました。
スティーブ・ジョブズが残したイノベーションの遺産はあまりにも大きく、今のAppleにイノベーションは必要ないのかもしれません。しかし、iPodやiPhoneのように人々の生活を根底から変えてしまうような強烈な製品を次々と世に出していた頃とは何かが違って見えます。もちろんイノベーションとはそう簡単に起こせるものではなく、法則もなければ、資本力や努力だけで生み出せるものでもありません。
ただ、今日の製品発表を見て、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で語った、有名なスピーチの最後の言葉を思い出しました。

”stay hungry, stay foolish”

Appleには今後も世の中にインパクトを与える企業であり続けて欲しいものです。
そして自分自身、この言葉のように熱意と好奇心を失わずに、自分の立ち位置でのイノベーションを求め続けて行きたいと思います。

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